2013年8月26日月曜日

防衛省 ステルス機探知の研究に本格着手へ:ステルス戦闘機とは




NHKニュース 8月26日 4時16分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130826/k10014024071000.html

防衛省 ステルス機探知の研究に本格着手へ

 防衛省は、中国やロシアがレーダーに探知されにくいステルス性能を持つ次世代戦闘機の開発・量産化を進めていることを踏まえ、防空態勢を強化する必要があるとして、ステルス機を探知・追尾できるレーダーなどの研究・開発に本格的に着手する方針です。

 レーダーに探知されにくいステルス性能を持つ次世代戦闘機の開発を巡っては、中国が「殲20」や「殲31」などの新型機の試験飛行を行ったとされているほか、ロシアもT50と呼ばれる戦闘機の量産化を急いでいます。

 こうしたなか、日本もステルス性能を持つF35を今後42機取得する計画ですが、防衛省は防空態勢を強化する必要があるとして、ステルス機を探知・追尾できるレーダーや射撃管制システムの研究・開発に本格的に着手する方針で、来年度(平成26年度)予算案の概算要求に37億円を盛り込むことを決めました。

 また防衛省は、南西諸島の周辺で中国軍機の活動が活発になっていることを踏まえ、より高性能な早期警戒管制機を再来年度(平成27年度)に導入するため、概算要求に関連経費を盛り込むことにしています。



サーチナニュース 2013/08/27(火) 16:53
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0827&f=politics_0827_009.shtml

J-31が試験飛行…わがステルス戦闘機が米国と市場を争う=中国

  中国の第4世代ステルス戦闘機J-31(鶻鷹)が23日昼に試験飛行を実施した。
 J-31はかつてないペースで試験飛行を続けており、9日、18日に続いて今回は8月で3回目だ。
 7月には試験飛行を1回しか実施していなかったことから、J-31の試験飛行の頻度が大幅に高まっていることが分かる。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  香港紙・星島日報は、
 「日本、韓国、シンガポール、オーストラリアなどの国は米国製のF-35を発注したが、F-35は試験飛行で故障と技術的問題を繰り返しており、これらの国の懸念と不満を招いている」
と伝えた。

  豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙は
 「多くの専門家はF-35プロジェクトの進展、今後もたらす作用に懸念を覚えている。
 F-35の単価は2001年から75%も急騰しており、さまざまな問題の出現もまた各開発国の意欲を失わせている」
と伝えた。

  米国メディアは、
 「J-31の試験飛行は、中国が米国に続き、ついに2機種のステルス戦闘機を開発した国になったことを示した。
 この事態の発展は重大な意味を持ち、戦術飛行機の輸出市場および米軍に対して深刻な影響をもたらすだろう」
と報じた。

  J-31がF-35に相当する性能を持っていることが証明された場合、米国政府にとって高価なF-35を調達する意義がなくなることだ。
 J-31を始めとする中国の第4世代戦闘機は、世界軍事貿易の現在の構造を打破し、世界軍需産業を再編するだろう。
 そうなれば、米国の高級戦闘機市場の独占という夢が終末を迎えることになる。


 ジェット戦闘機のエンジンすら開発できずに、ロシアからコピーさせてもらっているのにステルス機が高性能と言われても、何かピンとこないのだが。



ステルス戦闘機その1 Stealth fighter 01 

公開日: 2013/06/18

ステルス戦闘機その2 Stealth fighter 02 

公開日: 2013/06/18





【中国解放軍の実力:光と影】



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2013年8月25日日曜日

わが海軍の艦艇…質・数が海上自衛隊を超えるのは時間の問題

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サーチナニュース  2013/08/23(金) 07:16
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0823&f=politics_0823_001.shtml

わが海軍の艦艇…質・数が海上自衛隊を超えるのは時間の問題=中国

  米軍事画像フォーラムのMilitary photos.netはこのほど、中国の造船所が海軍艦艇を建造している写真を公開した。
 外国人アナリストは、
 「新型の大型水上艦艇および第3世代原子力潜水艦の建造加速は、中国海軍が空母艦隊の結成を加速していることを裏付けているようだ。
 多くの艦艇が建造されているが、これは中国に複数の空母艦隊ができることを意味する」
と指摘した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  報道によれば、中国海軍の規模は将来的に米軍に次ぐものとなり、その主力艦艇の質と数が海上自衛隊を超えるのは時間の問題だと分析されている。

  中国の某造船所で撮影された写真によると、造船所は少なくとも7隻の駆逐艦を建造している。
 これには試験航行・交付の段階に入った2隻の052Cミサイル駆逐艦、造船所内で設備取付中の3隻の052Dミサイル駆逐艦、組立ラインで組立中の1隻の052Dミサイル駆逐艦、艦隊モジュールを建造中の1隻の052Dミサイル駆逐艦が含まれる。

  中国海軍は今後4年にわたり、2カ所の造船所で、8-12隻もの054A改良型ミサイル護衛艦を建造する計画を立てている。
 また中国の5カ所の造船所は同時に、45-55隻もの056/056A小型護衛艦を建造している。
 この建造規模と肩を並べられるのは米軍だけで、過去20年弱の世界海軍史においても非常に稀なケースだ。




【中国解放軍の実力:光と影】



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2013年8月22日木曜日

中国の主な優位性は強大な潜水艦部隊にある:だが、目的地に到着する前に撃沈

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●22日、環球時報はロシア紙プラウダの記事「日本は戦争準備ができたか?」などを基に、日本と中国の軍事力を比較した。写真は中国軍。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月22日 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75881&type=0

日本が海上軍事力を強化、中国の優位性は強大な潜水艦部隊―ロシア紙

 2013年8月22日、環球時報はロシア紙プラウダの記事「日本は戦争準備ができたか?」などを基に、日本と中国の軍事力を比較した。

 日本は海上での軍事力強化を図っており、今月6日にはヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」の進水式を行った。 
 これにより、日本の海上戦力はこの地域の軍事バランスを打ち破ることになるだろう。
 海上自衛隊が現在所有しているイージス艦6隻に加え、防衛省は15年にイージス艦2隻の追加を検討している。
 日本は14年、米国の水陸両用装甲車AAV-7を購入するとみられている。

 日本メディアによると、尖閣諸島近辺の海上での中国の動きの活発化に対処するため、防衛省は15年に垂直離着陸輸送機オスプレイの導入を検討しており、14年度予算の概算要求に調査費1億円を計上した。
 中国の専門家は
 「オスプレイがいずもに配備されれば、日本の水陸戦闘能力と長距離輸送能力を大幅に高めることになる」
と指摘している。
 一方、中国の主な優位性は強大な潜水艦部隊にあるという。

 空軍力に関しては、カナダの軍事誌・漢和ディフェンスレビューが中国人民解放軍の第3世代ジェット戦闘機の数量は日本の航空自衛隊の保有数を超えていると指摘。
 航空自衛隊の主力戦闘機F-15Jは老朽化の問題に直面しており、日本の装備面の優位性を今まさに中国が追い越そうとしていると分析した。



サーチナニュース  2013/08/28(水) 11:01
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0828&f=national_0828_023.shtml

中国潜水艦は撃沈できる…田母神氏の主張に反論=中国版ツイッター


●)(写真は「CNSPHOTO」提供、中国の原子力潜水艦)

  中国版ツイッター・微博で軍事情報を専門に伝えるアカウント・鉄血軍事はこのほど、自衛隊の航空幕僚長だった田母神俊氏が
 「中国の潜水艦は目的地に到着する前に撃沈される
と主張したことについて伝えたところ、反論が多く寄せられた。

  報道によれば、田母神氏は
 「日本の対潜水艦作戦能力は絶えず向上している。
 日本の潜水艦は静音で長時間、深い所を進む能力があるので、敵に長時間発見されることはない。
 中国の潜水艦はノイズが大きく、目的地に到着する前に撃沈されるだろう
との見解を示した。

  微博ユーザーからは
●.「対潜水艦能力が進んでいても、戦争で潜水艦を使わなかったらどうするんだ?」、
●. 「だったら潜水艦を使わなければ良いだけ。
 戦略ミサイルを撃て! 目標は東京だ」
など、潜水艦を使用しなければ済む話との反論が寄せられた。

  ミサイルを使用すべきという意見は比較的多く、
●.「地上からのミサイルで十分だ」、
●.「どうやら日本は弾道ミサイルというものを知らないようだな」
などの意見も。
 また、
●.「日本の対潜哨戒機が侵入してくる前に撃ち落とすさ」
など、対潜哨戒機も恐れるには足りないとの強気なコメントもあった。

  しかし、
●.「これは小日本のホラなんかじゃない。自衛隊は確かに実力がある。
 対潜水艦能力はずっと世界トップレベルだ」、
●.「日本の対潜水艦は世界一流。自衛隊は甘く見てはならない存在だ」
と、日本の実力を評価するユーザーも少数ながら存在したが、
●.「日本人がこういう風に考えてくれているうちは安心だ」
など、自衛隊を見くびるコメントが大半だった。

  日本には対潜哨戒機として現有のP-3Cのほか、P1が配備されている。
 防衛省が2001年度より開発を進めてきたP1は、光ファイバー利用などで耐電磁干渉性に優れた実用機世界初のFBL(フライ・バイ・ライト)システムや、探知能力を向上した新規開発の音響システム、レーダー・システムを採用している。

  深セン衛視(深セン衛星テレビ)は、日本国内での見方として
●.「P1はわが潜水艦の最大の天敵とされる」
と紹介した


P-1 対潜哨戒機が、厚木基地に向けて帰投。


厚木基地に次期哨戒機P1を配備




レコードチャイナ 配信日時:2013年9月3日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76249&type=0

中国海軍、第4世代潜水艦の完成間近
=スクリュー不用の磁気推進方式を採用か―米華字紙


●1日、米国の偵察衛星が中国で開発が進んでいる第4世代潜水艦の姿を捉えた。この「097秦級原子力潜水艦」は、2025年までに海軍が配備する予定の3~4つの空母打撃群の切り札になるとみられている。資料写真。

 2013年9月1日、米国の偵察衛星が中国で開発が進んでいる第4世代潜水艦の姿を捉えた。
 この「097秦級原子力潜水艦」は、2025年までに海軍が配備する予定の3~4つの空母打撃群の切り札になるとみられている。
 米華字紙・世界報が伝えた。

 第4世代原子力潜水艦の完成が間近に控えていることは、遼寧省の潭作鈞(タン・ズオジュン)副省長が明かしたもの。
 香港の月刊誌・鏡報によると、第4世代潜水艦の開発が行われて久しいが、
 第3世代潜水艦「095」、「096」型もいまだ公開されておらず、米国にも察知されていないという。

 香港の軍事専門家、梁国梁(リアン・グオリアン)氏によると、
 解放軍は2000年から第4世代潜水艦の研究開発を進めており、スクリューの不要な最新鋭の磁気推進方式が採用される
という。

 現在、最も有効な推進方式であるスクリューは、効率や騒音の問題があるが、電磁学の進歩により、超電導電磁推進装置という画期的な方式が生み出されている。
 現行の潜水艦に比べ、超電導潜水艦はシンプルな構造でありながら高い推進力、無騒音、無汚染、低コストといった優位性があり、多くの軍事専門家に高く評価されている。


 飛行機も潜水艦もスペックだけは出てくるが、実用化された本体がなかなか出てこない。


USS Texas Submarine (SSN-775)

 公開日: 2013/05/09
USS Texas (SSN-775) is a Virginia-class submarine, and the fourth ship of the United States Navy to be named in honor of the state of Texas.
The contract to build her was awarded to the Northrop Grumman Newport News shipyard (then called Newport News Shipbuilding & Drydock Co.) in Newport News, Virginia on 30 September 1998 and her keel was laid down on 12 July 2002.[1] She was christened on 31 July 2004 by Laura Bush, First Lady of the United States.[4] She was launched into the James River on 9 April 2005.




【中国解放軍の実力:光と影】



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2013年8月17日土曜日

兵器取引の復活、中国の戦闘機が初めてモスクワに登場:「J-10」ロシア製エンジン

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●16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「兵器取引の復活、中国の戦闘機が初めてモスクワに登場」を掲載した。来年初頭にはSu-35戦闘機24機の売却契約が締結される可能性が高まっている。写真は中国の戦闘機「J-10」。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月17日 17時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75665&type=0

兵器取引の復活、中国の戦闘機が初めてモスクワに登場―米メディア

 2013年8月16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事
 「兵器取引の復活、中国の戦闘機が初めてモスクワに登場」
を掲載した。

  8月27日に開幕するモスクワ航空ショーに中国軍の曲技飛行隊・八一飛行表演隊のJ-10戦闘機7機が参加することで中露が合意した。
 モスクワ航空ショーで中国の戦闘機がパフォーマンスするのは初めて。
 なおロシア側は八一飛行表演隊のJ-10戦闘機がロシア製エンジンを採用していることを強調している。

 モスクワ航空ショーには曲技飛行隊だけではなく、多くの中国訪問団が参加する予定で、中国とロシアの兵器取引が復活する可能性が高まっている。
 ロシアは以前、中国向けの兵器輸出を積極的に行っていたが、
 中国による技術盗用の深刻化を受け、近年では停滞していた。
 中国側は今後盗用はしないことを約束しており、
 来年初頭にはSu-35戦闘機24機の売買契約が締結される可能性が高まっている。



サーチナニュース  2013/08/30(金) 07:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0830&f=national_0830_007.shtml

J‐10戦闘機が世界に初公開…メード・イン・チャイナの威力示せ

  6日間にわたり開催される第11回モスクワ国際航空宇宙展が27日、モスクワ郊外のジュコーフスキーで開幕した。
 中国空軍八一アクロバット飛行隊とJ‐10(殲10)戦闘機7機が飛行場に姿を現した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  「中国藍天儀仗隊」が創設されてから51年間、中国を飛び出し世界の大舞台でパフォーマンスを披露するのはこれが初となる。
 中国が独自で開発・製造した第3世代戦闘機J‐10が国外で正式に公開されたのも初めてであり、世界最新鋭の戦闘機と肩を並べた。

  「猛龍」との愛称を持つJ‐10戦闘機は、中国が独自に研究開発及び製造した戦闘機で、信頼性・生存率・機動性のいずれにおいても高水準にあるという。広範囲の作戦行動半径、短い離着陸距離、強力な攻撃力を有し、総合的な作戦効率・能力においては、世界の同型戦闘機の先進的なレベルに匹敵する。

  アクロバット飛行を成功させるための準備と安全確保に全力で取り組むにあたり、J‐10戦闘機の開発・製造を行う中国航空工業集団公司は特別整備・安全点検チームを派遣した。
 J‐10アクロバット専用機がベストのコンディションで世界にアクロバット飛行を披露し、「メイド・イン・チャイナ」の威力を証明できるよう、特別チームが全力でサポートするという。


 でもエンジンがロシア製では「メード・イン・チャイナの威力」というわけにもいかないだろう。 


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月28日 21時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76092&type=0

ロシア、戦闘機輸出量で米国を抜き初めての首位に
=中国は第3位―ロシアメディア


●27日、ロシアの世界武器貿易分析センターは、2009~2012年の新型多用途戦闘機の輸出量でロシアが初めて世界一になったと発表した。写真はロシアの戦闘機。

 2013年8月27日、ロシアの世界武器貿易分析センターは、2009~2012年の新型多用途戦闘機の輸出量でロシアが初めて世界一になったと発表した。
 ロシア・ノーボスチ通信(中国語版)の報道を引用して人民網が伝えた。

 発表によれば、2009~2016年までの8年間について、ロシアでは新戦闘機384機の輸出計画がある。
 輸出総額は約178億ドル(約1兆7280億円)になり、これは米国の311億ドル(約3兆194億円)に次ぐ金額だ。
 同期の輸出機数については米国と僅差で首位に立ち(米国は329機)、
 3位は中国である(187機、37億ドル=約3592億円)。

 2009~2012年の新型多用途戦闘機の世界の総輸出量は559機で、輸出総額は325億5000万ドル(約3兆1609億円)。
 2013~2016年の推定総輸出量は529機、総額414億ドル(4兆203億円)である。
 同センターでは2013~2016年にかけてもロシアが輸出量で首位の座を守ると予測している。



【中国解放軍の実力:光と影】



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2013年8月14日水曜日

新型戦略爆撃機「轟6K」が就役…ハワイへの急襲も可能:ロシア製エンジン「D-30KP」

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●外媒稱我轟-6K可打美反導系統 專家:理論上確是"殺招"
來源:人民網-軍事頻道  2013年04月25日10:12


サーチナニュース 2013/08/13(火) 12:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0813&f=politics_0813_006.shtml

新型戦略爆撃機「轟6K」が就役…ハワイへの急襲も可能=中国報道

  中国の新型戦略爆撃機「轟6K(H‐6K)-戦神」は中国が開発した新型の爆撃機であり、「轟6(H‐6)」爆撃機シリーズの改良型だ。
 中国網日本語版(チャイナネット)によれば、轟6Kはハワイへの急襲も可能だという。

  カナダ軍事専門誌「漢和ディフェンスレビュー」は、
 「射程距離約2000キロのCJ‐10A型巡航ミサイルを6発搭載している轟6Kは戦略爆撃機としての特徴を備えており、これまで開発されてきた轟6シリーズに比べ、大きな飛躍を遂げている。
 射程距離や搭載しているミサイルの数で言えば、世界最先端の爆撃機とはまだ大きな差があるものの、轟6Kはグアム島やミッドウエイ諸島、ハワイ諸島への空からの強襲作戦が可能なレベルに達した」
と報じた。

  中国は米国、ロシア、英国に次いで戦略爆撃機を有する国となり、重要な戦略的意義を持つ。



レコードチャイナ 2013/08/23(金) 10:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0823&f=politics_0823_004.shtml

わが国のH-6K爆撃機がアジアのパワーバランスを変える=中国

  中国の新型爆撃機H-6Kが軍事アナリストの注目を集めている。
 海外メディアは、H-6Kは米国の太平洋第二列島線の基地にミサイル攻撃を行い、ハワイも攻撃範囲に収められる可能性があると分析した。
 中国空軍は2020年までに、相当数のH-6Kを配備することになる。
 H-6Kはアジアの軍事パワーバランスを変える要因になるだろう。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  中国空軍は2013年6月現在、15機のH-6Kを配備している。
 同機はすでに試験飛行を完了し、11年5月に就役を開始しており、2年内に15機を生産した。
 中国の新型爆撃機に搭載されているのは、ロシア製エンジン「D-30KP」だ。
 中国とロシアのエンジンメーカーは09年と11年に計239基のエンジンの調達契約を締結した。
 そのうちの一部が、中国が1990年代に購入したIl-76のエンジン交換に使用され、中国が自主開発した大型輸送機Y-20に搭載される可能性がある。
 しかしこれらのエンジンの多くは、H-6Kに搭載される。

  H-6Kは中国初の中距離巡航ミサイルCJ-10K(射程距離は2000-2500キロ)を搭載できる爆撃機だ。H-6Kはグアム島の基地にミサイル攻撃できると分析されていたが、さらに遠距離となるハワイも攻撃範囲に収められる。

  ロシア戦略・技術分析センター専門家であるワシリー・カーシェン氏は、
 「米中が台湾問題により地政学的な衝突に及んだ場合、
 解放軍の短距離弾道ミサイルの攻撃範囲に入る台湾の空港が攻撃を受けやすい。
 米軍は太平洋の島嶼の数少ない距離の離れた空港を使用せざるを得ない。
 H-6Kが十分な航続距離を持てば、太平洋の島嶼の空港も巡航ミサイルの集中砲撃を避けられなくなる。
 そうなった場合、米国は空母の艦載機の力に頼るしかなくなる。
 しかし空母の使用もまた、中国の陸地の強力な巡航ミサイル、現代的なディーゼル潜水艦による制限を受ける。
 ゆえに2020年末までに、中国空軍には相当数のH-6Kが配備されることになる。
 これは紛れもなくアジアの軍事パワーバランスを中国にとって有利な方向へ変える要因になるだろう」と指摘した。

2013年8月9日金曜日

わが国のJH-7「飛豹」攻撃機:その卓越した性能とは

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●JH-7「飛豹」攻撃機


サーチナニュース  2013/08/08(木) 14:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0808&f=politics_0808_008.shtml

わが国のJH-7「飛豹」攻撃機、その卓越した性能は=中国報道

  中国とロシアによる反テロ軍事演習「平和の使命2013」が7月27日から8月15日にかけてロシアのチェリャビンスク州で実施されている。
 瀋陽軍区航空兵の某師団の5機のJH-7「飛豹」攻撃機の演習参加が注目を集め、軍事専門家の徐光裕氏は北京電視台の番組「軍情解碼」に出演した際に、JH-8の性能について説明した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  瀋陽軍区航空兵の某師団の5機のJH-7が7月27日午前に出動し、途中で2カ所の空港で離着陸し、3000キロの飛行を経て新疆の某空港に到着した。
 同5機はその後、3000キロ離れたロシアのシャゴール空港に向かった。

  徐氏は、
 「同機のJは空中での戦闘を、Hは地上もしくは水面に対する爆撃を意味する。
 そのため同機は空戦と地上・水面への攻撃が可能な多目的機となる。
 しかし同機の主要任務は空戦ではなく、海と地上への攻撃だ」
と指摘し、同機の特長を次のようにまとめた。

  同機は攻撃機であるため、二人乗り・双発で、1人が操縦を担当し、1人が攻撃の任務を担う。
 馬力があるため重量が重く、約10のポットを吊り下げられるため、積載量も重くなる。
 同機に搭載される武器と、同機が遂行する任務には高い関連性がある。
 その主要任務は対海・対地攻撃のため、対艦ミサイル、対地近距離ミサイル、さまざまなレーザー誘導爆弾、ロケットミサイルなどがある。
 同機は自動化・情報化が進んでおり、自動操縦装置、呼線式制御システムがある。
 火器管制システムとレーダーのレベルも高く、同機は中国のJHシリーズの主力機とされている。

  同機は先進的な軍用機と言える。
 同機は超音速飛行が可能で、速度がマッハ1.7に達する。
 もう一つの重要な特長は超低空の突撃で、非常に低い高度により敵地の奥深くに潜り込める。
 同機は航続距離が長く、作戦半径は1500キロ弱に、航続距離は4000キロ弱に達する。
 そのため今回の演習の際に、同機は新疆の辺境に位置する友誼峰から、ロシアの演習地点に直接向かうことになる。

  JH-7の爆撃能力はJH-5とJH-6を上回り、攻撃能力と作戦半径はJ-5を上回る。
 そのため同機は地上と水上の作戦に参加でき、特に反テロおよび共同作戦の際に、高い作戦能力を示すことが可能だ。


 いつも思うのだが、解放軍の軍備性能というのは
 「紙に書かれたスペック」だけ
なのである。
 実際どうなのかが、まるで見えてこない。
 秘密主義が徹底していて、外部には公開しないのか、それともプロパガンダなのかその辺がまるでわからない。
 たとえば、ジェット戦闘機はロシアのミグをコピーしたものだが、ロシアはエンジン部分は機密にして封印しており、その部分を中国は観察できないという。
 よって中国にはまだ戦闘機のジェットを開発できるだけの力はなく、よって中国で生産される戦闘機に載っているエンジンはすべてロシア製であるという。
 もしこれが本当なら、肝心の部分がロシアに抑えられており、国産機というのは少々おこがましいことになるのだが。

 ロシアが中国にエンジンをコピーさせないのは2つの理由がある。
 ひとつは、もし中国がエンジンを自主開発できるなら、それは即、ロシア国境の安定を崩すことになる。
 金持ち中国がジェット戦闘機をバンバン製造することになったら、もっとも危険にさらされるのはロシアだからである。
 2つ目は中国が自主開発できたらロシアは戦闘機を中国に売り込むという商売ができなくなってしまう。
 お得意さんが減ることになる。
 さらには、その自主開発機を世界に売り込み始めたらロシアの武器輸出は大きなダメージを受ける。
 お得意さんが商売ガタキになってなってしまうのである。
 そんなことを考えると、ロシアはエンジンの機密を中国には渡しはしない。
 なら中国は自力で開発できるのかというと、さほどに安易なものでもない。

 つまり、中国の言うところの軍事装備というのは一体どこまで本物かというのがちっともわからないシロモノだということである。




【中国解放軍の実力:光と影】



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