2013年10月12日土曜日

自衛隊が新型機動戦闘車を公開 → 中国メディアが「中国の戦闘車のパクリ」と指摘

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【HD】機動戦闘車(MCV:Maneuver Combat Vehicle)


ロケットニュース24  4時間前
http://rocketnews24.com/2013/10/12/378099/

自衛隊が新型機動戦闘車を公開 → 中国メディアが「中国の戦闘車に激似」と指摘
 / 中国ネットユーザーも「完全にパクリ」



 さる2013年10月9日、防衛省は新型機動戦闘車の試作機を公開した。
 中国をにらんだ離島防衛強化策の一環として陸上自衛隊に配備される予定であるという。

 この自衛隊の機動戦闘車について、中国メディアが「中国の戦闘車に激似」と指摘。
 すると、中国のネットユーザーも同調し「完全にパクリだ」と、話題になっているのだ。

■・機動戦闘車とは?

 機動戦闘車の特徴は、形は戦車に似ているが、最大の特徴は車輪部分がキャタピラではなく、タイヤであること。
 路上での機動力にすぐれている。
 また従来の戦車より軽量であるため、空輸も可能。離島やゲリラなど特殊部隊との戦闘に向いているとされ、各国で開発が行われている。

●・中国メディアが「日本の機動戦闘車が中国のものに酷似」と報じる

 機動戦闘車は、もちろん中国でも開発されている。日本のニュースを受け、中国共産党機関紙『人民日報』系列の『環球網』は「日本の機動戦闘車が中国の09式戦闘車に酷似」といったタイトルで報道。
 日中の戦闘車の写真を掲載した。

●・外観は似ている?

 2台の写真を見比べてみると、両方ともタイヤがあり、砲塔も有している。
 外観は似ていると言えば似ている。
 しかし、中国報道はタイトルこそ「酷似」と報じているものの、具体的にどこがどう似ているのかは説明していない。
 このニュースに中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。

●・中国ネットユーザーの声

「おお! 今回はパクられたか!!」
「見た目はソックリ」
「性能も同じなのだろうか? 気になる」
「質の日本、数の中国じゃないか?」
「完全にパクリだ」
「日本人は唐の時代からマネしてばっかりだから!」
「弱そう」
「機動戦闘車で島の防衛なんかできるのか?」
「これで尖閣諸島に来るとかバカだろ」
「俺は悪くないスペックだと思うけど」
「でもパクリはパクリ。大したことないよ。中国を見たらわかるだろう」

●・さらなる改良を経て2016年に配備予定

 インターネット上では、
 外観が似ていることから「パクリ認定」をしている声もあれば、
 スペックがわからないので判断できないという声、
 また機動戦闘車でどうやって島を防衛するのか想像できないという声
など様々な意見が上がっている。

 なお、日本の機動戦闘車はさらなる改良を経て、2016年に陸上自衛隊に配備する予定であるという。

参照元:環球網(中国語)、産経ニュース
執筆:沢井メグ

▼今回お披露目された日本の「機動戦闘車」






▼中国の機動戦闘車「09式突撃砲」







「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月6日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-11/06/content_30513564.htm

日本の13式戦車、釣魚島侵攻の武器に


●13式機動戦闘車

 それは尖閣のために誕生した――
 日本が開発した新型戦車が10月9日、神奈川県相模原試験場に登場した際に、日本の主要メディアはこのような見出しで記事を掲載した。
 これは同戦車が現在の釣魚島(日本名・尖閣諸島)、独島(日本名・竹島)および北方四島などの係争と関連していることを示唆したものだ。
  この戦車とは、13式機動戦闘車だ。

 戦車専門誌「PANZER」によると、13式機動戦闘車は10式戦車に続く、陸上自衛隊の離島奪還作戦に向けた重要な装備である。
 分かりやすく言えば、同戦車は自衛隊が海外を侵攻するための道具である。

中国の装輪装甲車が好敵手

 日本の離島衝突を巡る軍事準備から見ると、13式装輪装甲車の主な機能は「緊急時の使用」だ。
 つまり陸上自衛隊の90式戦車、74式戦車という主力戦車が重量・体積の問題により迅速に戦場に投入できない場合、13式装輪装甲車がその代わりを果たすことになる。
 同戦車の長所は高い機動性で、迅速な配備が可能で、地形に対する適応能力が高い。
 必要が生じれば、輸送機もしくは揚陸艦により真っ先に戦場に投入することが可能だ。

 それでは中国には、日本の13式装輪装甲車に対抗できる武器はないのだろうか? 
 中国にはこれがあり、かつ規模が大きく、戦闘力を形成した時期も日本よりも早い。
 米軍事情報サイト「Strategy Pages」の「中国の代用小型戦車」と題する記事によると、中国は1990年代末に地域内の衝突および非伝統的な反テロ作戦の需要を見据え、一連の装輪装甲車の開発プロジェクトを打ち上げ、現時点ですでに成果を実らせている。


●中国の戦車

 中国陸軍のPTL-02装輪装甲車は、100ミリ滑腔砲によるミサイル発射の奇跡を実現し、かつ火器システムの火力反応時間を改善した。
 滑腔砲の口径は日本の装輪装甲車より小振りだが、貫通力と殺傷力は日本を上回る。
 またPTL-02は中国の装輪装甲車発展の終点ではなく、将来的により先進的な武器を開発することになる。
 この状況の中、日本の開発した離島防衛の武器は、予想されていた効果を獲得できるとは限らない。





2013年10月5日土曜日

巨大揚陸艦の運動会、中国海軍の装備不足露わに:特にエア・クッション型揚陸艇が不足

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●9月29日、鳳凰網は記事「巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに」を掲載した。アデン湾で警備任務についている揚陸艦・井岡山号で運動会が開催されたが、その裏にはある重大な問題が潜んでいるという。写真は揚陸艦での運動会。


レコードチャイナ 配信日時:2013年10月5日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77446&type=0

巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに―中国

 2013年9月29日、鳳凰網は記事「巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに」を掲載した。

 ソマリア沖アデン湾で警備任務についている中国人民解放軍海軍の新型揚陸艦・井岡山号。
 先日、その艦内で運動会が開催されたことがニュースとなった。
 揚陸艦内部の格納庫は運動するのに十分な広さで、ゴールを設置してバスケットを楽しんだり、卓球台を並べたり、バドミントンをプレーしたりと、汗をかく兵士の姿が伝えられた。

 航海中も体を鍛えられるのはすばらしいことだが、空っぽの格納庫は中国海軍の装備不足を露呈するものでもある。
 その問題点は米国の揚陸艦と比較すれば明らかだ。
 米国の強襲揚陸艦ボノム・リシャールは香港に寄港した際に艦内をメディアに公開したが、格納庫にはヘリコプターやエア・クッション型揚陸艇、装甲車などの車両が所狭しと並んでいた。

 空っぽの井岡山号の格納庫は、艦艇はあっても関連装備を揃えきれていないことを示している。
 もちろんアデン湾での警備任務には水陸両用戦車などの装備は不必要だが、米軍ならば突発的な事態に備えて準備を整えている。

 もっとも重要な点は中国海軍にはエア・クッション型揚陸艇が不足しているという点だ。
 先日、2隻目の中型エア・クッション型揚陸艇が就役したばかりで、米軍との差はかけ離れている。



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